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2004.06.05

言葉美人

「ネット」と「言葉」をめぐる事件が起きている。
まったく関係はないのだけど、以前書いた日記を思い出しました。
当時「タオの日記」というタイトルで、思いつくまま考えたことを
日記形式で書いていました。ネット・言葉・人柄 について
書いた内容があったので、ここに再掲載します。

(以下原文そのまま)
2003年7月5日の日記
「言葉美人」

人柄とはいったい何だろうか?どうやって決まるものなのだろうか?
最近、そんなことを考えている。

容姿、服装、表情、声のトーン、言葉の使い方、話題の選び方など、
要素はいろいろあるが、おそらくそのすべてを瞬時に私たちは判断
してるのだろう。そこから感じ取れる雰囲気がその人の人柄なのだ。
優しそーだとか、怖そーだとか。本当のところは分からないけど、
そうやって表面に現れてくるものを私たちは読み取るしかない。

ネットの世界では実際には会ったことがない人も多い。
HPを運営していれば、顔見知りの友達も遊びに来てくれるけど、
そうではなくHPを通して知り合いになる人も多くなる。
その場合、相手のことはもちろん知らないわけで、
どんな人だろうと想像するしかない。
プライバシーの問題もあるので、写真を公開してなければ、
あとはその人の言葉から読み取るしかない。
限られた情報の中で、相手の人柄を推し量ることになる。
それは言葉の使い方や、話題の選び方、考え方などだ。
ぶっきらぼうな書き方をしてれば、ぶっきらぼうな人に思えるし、
丁寧に返事をしてくれる人なら、きめ細やかな人だと思える。
言葉からいろんなものが見えてくる。

私はネットの世界にリアルな世界をそのまま持ち込む必要は
必ずしもないと思う。ネットの世界はもうひとつの人生を生きる
ようなものだ。現実をそのままネットに持ち込んでもいいし、
そうでなくてもいい。
例えば引っ込み思案な人がいて、現実はなかなか社交的に
なれないけど、面と向かい合わないネットの世界ならはっきりと
物事が言えたりする。他人に迷惑を掛けるなんていうのは
論外だが、こんな風になりたいと思う自分がいて、それが
実現できるならリアルとネットは同じでなくていい。
現実の世界ではうまく表現できないだけで、でも確かに
自分の中にそういう自分はいるのだから。
そしてそうすることで現実とうまくバランスを取る人もいるだろうし、
それがきっかけで現実を理想に近づけていく人もいるだろう。

人柄とは、あくまでも他人が受けるその人の印象でしかない。
性格を直すのは難しいけど、印象は変えることができる。
そのためにネットの世界で必要なのは言葉なのだ。
ちょっとした言葉の使い方や、話題の選び方、考え方だ。
その言葉が新しい友達をつくる。

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コメント

人生に何かを求めて彷徨し、会えるものなら、言葉美人だと気がつき,ネットで検索したらたどり着きました、パソコンの世界は仮面舞踏会でもよろし。昼間、訪問販売で生活の糧を得ている自分としては、現実に例えていうならば、夥しいほどの数の方々と一期一会の出会いがあるが、なかなか言葉美人には記憶に残るほどはあえないでいる。独り言ではなく、会話のなかで珠玉の出会いがあるならば、なんと実り豊かなことでしょう,どこかに、きっといる、芳醇なときの流れの中で、あえてよかった、生きていて良い出会いだったと感動するためにも勿論、自分も磨かなければ、と、反省する事も大切な自戒になる、

投稿: 万象 | 2005.05.06 20:48

言葉ってやっかいなものだなと思います。
難しくもあるし易しくもある。なぜなら
言葉として外に出すのは、自分の内側にあるものだからです。
自分の中にしっかりしたものを持っていれば
難しく考える必要はないでしょう。
思ったことをそのまま言えばいいだけですから。
でも現実はなかなかそうはいかないんですけどね。
やっぱり自分を磨くことは大事だと私も思います。

投稿: タオ | 2005.05.07 18:15

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