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2005年12月の4件の記事

2005.12.25

感謝を送る日

せっかくのクリスマスなので、何か書きたいのですが、
今年は家族でゆっくりさせてもらおうと思います。
その代わり、以前書いた日記をこのblogに再掲載します。

(以下原文そのまま)
2002年12月24日の日記
「感謝を送る日」

もうすぐ今年も終わる。年末恒例の仕事の忙しさもようやく一段落
しそうな気配だ。気がつけば世間のクリスマスムードをほとんど
感じることもなくここまで来た。あまりの仕事の忙しさに家族にも
心配を掛けてしまった。でももう大丈夫。ゆっくり過ごすことにしよう。

去年のクリスマスは、ユースケはまだ9ヶ月でつかまり立ちをしてた
頃だった。それから1年、元気に走り回るようになり、その成長には
目を見張るものがある。言葉はまだ出てこないけど、来年にはきっと
しゃべることが出来るようになるだろう。それが楽しみだ。

ジョン太と出会ってから迎えるクリスマスは今年で5回目。
出会って初めてのクリスマスから、結婚が決まり準備に追われてた
2年目、妊娠して出産を控えた3年目、ユースケが生まれた4年目、
そして今年が5年目。それぞれに思い出はある。

人によって、クリスマスの解釈は様々だろう。それぞれに意味は
違って当然だ。別にお祝いなんかしなくたっていい。ただのイベントだと
割り切ることもできる。でも私は素直な心でお祝いしたい。それができる
特別な日だと思うから・・。クリスマスは1年で1番素直になれる日。

年月を重ねることによって、2人のクリスマスの意味も変わってくる。
想いを伝える日だったり、それを確かめ合う日だったり・・。
そして子供が生まれた今、私がクリスマスを迎えて思うのは、
無事に1年を過ごせたことに対する感謝の気持ちだ。
家族に支えられて、今の私がいる。
私にとってクリスマスは「感謝を送る日」だ。

年月を重ねることによって、2人のクリスマスの意味も変わってくる。
でも変わらない気持ちもある。その気持ちを感謝に込めて。Merry Christmas!

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2005.12.23

こんなにちぎれそうになっても

 こんなちぎれそうになって
 
 なんで私は働いてるのかな

モーニングに不定期連載の「働きマン」にこんなモノローグがありました。
いつも弱音を吐かない主人公の松方弘子がふと漏らしたこの言葉。
これを読んでいろんなことを考えてしまいました。

私自身、2ヶ月に及ぶハードな仕事漬けの日々を送っていました。
深夜、会社のソファにうずくまって、仮眠を取りながら、ぼんやりした頭に
ふとよぎる思い。でも次の瞬間には眠りに落ちてしまってるので、
それが何か深く考えることはありませんでした。

しかし、冒頭のモノローグを読んで、はっきり思い出しました。
そうだ、私も同じことを考えていたんだと。

なんで俺はこんなに働いてるんだろう?誰かに褒められるわけでもないし、
何かを期待してるわけでもない。それなのに、なんでこんなに必死に
頑張ってるんだろう?それが自分でも不思議に思えました。

いろいろ考えて思いついた理由が「多少なりとも世の中の役に立ってると
思えるから」と「家族がいるから」。優等生的な答えだけど、これは
「なぜ頑張れるのか」という答えであって「なぜ頑張るのか」の問いには
ちゃんと答えてない気がします。答えはたぶんもっと個人的な理由です。

中学時代のことを思い出します。私は駅伝の選手でした。
バスケット部にいた私は、たまたま他の人より速く走れたという理由で
駅伝の選手に選ばれてしまいました。適当に走れば選ばれなかっただろうに、
そして例え選ばれたとしても適当に走れば苦しい思いをせずにすんだのに、
それができませんでした。毎回ゴールするたびに全力を出し切りボロボロに
なりながら、こう思いました。なんで俺はこんなになってまで走るんだろう?

気がつけばあの頃と全く同じことを繰り返してます。それを性格と
片付けることは簡単ですが、それもまたちょっと違う気がします。
私にとってどちらにも共通するのは「逃げたくない」という気持ちです。
目の前の困難から逃げてしまえば、自分が自分でなくなるかのような気持ち。
自分が自分であるために、なんていうとカッコイイけど、たぶんそんな
じゃなくて、もっと原始的で本能にもとづく感情。なぜ逃げたくないのか?
それは、逃げてしまうことが、怖くて怖くてたまらないからです。

「愛と青春の旅だち」を見たことがあるでしょうか?
若かりし頃のリチャード・ギアが主人公の映画です。私にはいまだに
忘れられないシーンがあります。海軍の士官候補生(リチャード・ギア)が
士官学校で規律に違反し、教官からシゴキを受けます。教官は依願退学
させようと厳しいシゴキをするけど、主人公は絶対辞めると言いません。
いくらやっても辞めると言い出さないので、教官は強制退学にすると話すと、
主人公は泣き叫んでこう言うのです。
「行くところがない!!ここしかないんだ!」
この時のリチャード・ギアの表情を忘れることができません。
たぶんそれは誰もが心の奥底にある感情。「逃げたくない」というのは、
裏を返せば「ここにいたい」ということ。あのリチャード・ギアのように、
ここからいなくなることが、怖くて怖くてたまらないのです。

ここにいたいと言っても、別に会社が好きだからというわけではありません。
今の自分というのは、自分が選択してきたベクトルの線上にいて、
そしてこれから先もそうでありたいと願う自分がいる。
ただそれだけです。それ以外の自分を想像できないのです。
強いから頑張るのではなく、弱いから自分を守るために必死で頑張る。
だから、こんなにちぎれそうになっても、私は働いてます。
そしてたぶん、それは私だけではなく、今を必死で生きる人に
共通することなのだと思います。

休日の深夜、誰もいないオフィスでiPodをシャッフル再生してた
私の耳に、佐野元春の「太陽」という歌が聴こえてきました。
それを聴いて思わず涙が込み上げてきそうになりました。
それはこんなフレーズです。

「ここにいる力をもっと!」

そしてこの歌はこんなふうに結んでいます。
「愛しいあのひとが無事にたどりつけるように」

私は無事にたどりつけました。
あなたもどうかそうであるように・・。

※この歌をあなたへ、そしてこの文章を頑張ってる全ての人へ。

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2005.12.12

さっきそこでサンタさんに会ったよ

10日遅れでアドベントカレンダーを買いました。
アドベントカレンダーとは、12月1日から25日までの
小窓があって、その中にそれぞれクリスマスに関係のある
絵が描かれてある子どものためのカレンダーです。
去年初めて買って、ユースケにはなかなか好評でした。
毎日ひとつずつ開けるのが楽しいみたいです。
今年も買おうと思ってたのですが、仕事が忙しく12月に
なってもなかなか買えずにいました。
12月になる前に買わないとあまり意味がないため、
この時期探すのに苦労しました。見つけたのがコレ。

advent_calendar

今回は小窓の中にお菓子が入ってるタイプです。
プレゼントのラッピングをしてもらい、家路に着きました。
「ただいまー」とドアを開けると、ユースケがお出迎え。
「さっきそこでサンタさんに会ったよ」と私。
「ユースケくんにって!10日遅れでごめんねって」
そう言いながらプレゼントを渡すとユースケ驚いてました。
プレゼントを開けてユースケ大喜び!今回はお菓子が
入ってるからなおさら嬉しいようです。子どもの喜ぶ顔を
見られるのは親冥利につきますね(^^)。これから毎日
ひとつ開けるたびにユースケの喜ぶ顔が見られます。
「サンタさんが、クリスマス楽しみにしててねって」
でも実は私が一番楽しんでたりして。

ひとつ困ったのがすでに10日遅れなので、1から9までを
どうしたら良いのかということ。それ以降は毎日ひとつずつ
開ければいいけど、それまでのものは一気に開けるべきか?
最後に開けるべきか?悩むところです。私はこんなふうに
ユースケに言いました。

「1から9まではパパとママとユースケのみんなで食べてね。
 今日の分からはユースケがひとりで食べていいからねって
 サンタさんが言ってたよ」

う~ん、苦肉の策(^_^;)

いつまでサンタを信じてくれるかな?
それまでは私もこんな調子で答えるんだろうな。
横丁のご隠居にでも会ったかのような口調で
「さっきそこでサンタさんに会ったよ」って。

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2005.12.10

愛するものたち

仕事が忙しくなったのは10月の終わりだったでしょうか?
この1ヶ月の記憶がすっぽり抜け落ちたかのような生活を
送っていました。徹夜てつやの毎日。家には朝食と着替えの
ために寄るような日々。仕事と最低限の仮眠だけをずっと
繰り返していました。

例年なら11月の終わりから12月にかけて忙しくなるのですが、
今年はそれが10月の終わりからいきなり始まってしまいました。
何の準備もないままに・・。あの頃は日々を生きるのが精一杯。
あんなに大変だったのに今は何一つ思い出せません。

忙しさはこれからクライマックスを迎えます。
この1週間を乗り切れたらきっと少しは落ち着くでしょう。
そうしたら、溜まっている楽しい話題もここに載せることが
できると思います。楽しかった秋の思い出をここに綴りたい。
でも今はそんな気分になれません。楽しい話題は楽しい時に
しか私は書けません。我ながら不器用です。

本格的な忙しさを目前に控え、今はちょっとだけ落ち着いています。
季節はまたしても私の知らない間に過ぎてしまったようです。
街はすっかり冬支度。取り残されてしまったような気分です。
本屋に入れば、読みたい本がいっぱいあって、手に取ってみるけど、
またすぐ棚に戻しました。映画館にももう随分行ってません。
今はまだ無理。でも落ち着いたらきっと・・。

この1ヶ月、我が家はほとんど母子家庭のような状態でした。
夫として父として、何もしてやれないことに歯がゆい思いです。
本当だったらいろんな楽しいところに連れて行ってあげられるのに・・。

ここを訪れてくれた人たち、楽しみにして来てくれたかも
しれないのに、期待に応えられなくてすみません。
こんな毎日ですが、日々思うことはあり、心を動かされるような
出来事も多くあります。それを今伝えられたらいいのに・・。

家族、友人、本、映画etc。
待っててほしい、愛するものたち。もう少し。もう少しだけ。
この日々が落ち着いたなら、ゆっくりお茶でも飲みながら、一緒に。

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