しだれ梅@青春ぶろぐ
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北九州の観光名所といえば門司港レトロ地区。
手軽なドライブコースで、私たちも好きな場所です。
一年で一番お勧めなのが今の時期。それは2月から
3月にかけて、ふぐフェアが開催されているからです。
今年から「ふぐフェア」「ふくと灯り祭」「ひなまつり」が
一緒になって、「ふぐと灯りとひなまつり」という名称に
なりました。
写真は巨大ふぐランタン。全長約2mという大きさ。
となりにひな飾りがあるのも見えるでしょうか?
まさに「ふぐ」と「灯り」と「ひなまつり」の写真です。
期間中は、創作ふぐ料理がいろんなお店で食べられる
ので、これもお勧めです。去年食べたのは中華料理店の
「ふぐの土鍋あんかけ炒飯」。今年はイタリアンのお店で
「ふぐのカルパッチョ」を食べました。ふぐの魅力再発見。
この機会にぜひどうぞ。
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3月11日、シュンヤは1歳になりました。
ユースケの時よりも成長が早いみたいで、驚かされて
ばかりの1年でした。今では歩くのはもちろん、ときどき
早足になってるような気もします(^^;)。
この日は近くのケーキ屋でバースデーケーキを買いました。
離乳食まっ最中のシュンヤ、実は甘いものを食べたことが
ありません。もう1歳だし、せっかくだから食べさせてみよう
と試してみたら、すごいイキオイで食べてしまいました。
よっぽど美味しかったみたいです。
これからも初めて体験する出来事がたくさん待っていること
でしょう。そしてどんどん成長していく姿を、私もジョン太も
楽しみにしています。できなかったことができたときの、
得意満面なシュンヤの笑顔が大好きです。
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このblogのキーワードのひとつに間違いなくあるのが、「考える」と
いうこと。あるものについて考えてみたり、自分なりに捉え直して
みることで、新しい発見をしたり、新しい価値が生まれたりすることは、
とても楽しいことです。
その楽しさを教えてくれたのが、先日亡くなった池田晶子著の
「あたりまえなことばかり」でした。どういった経緯で手に取ったか
もう忘れてしまいましたが、哲学書らしからぬ洒落た本の体裁。
パラパラとページをめくると易しい言葉で興味深いことが書かれて、
思わず引き込まれてしまいました。
実は以前にもこのblogでこの本の内容を引用したことがあります。
※2004年11月20日の記事「スタンド・バイ・ミー」参照。
「言葉は命である」という記述を引用したのですが、
今でもそれは私の心の真ん中に息づいています。
さて、ここでクエスチョン。3つの問いに答えてください。
「死ぬということはどういうことなのだろうか」
「宇宙の果てはどうなっているのだろうか」
「なぜ人を殺してはいけないのだろうか」
これらの問いに、あなたならどう答えますか?
佐世保小六女児同級生殺害事件が起きたとき、インタビューに
答えた先生は、こう言いました。「生徒たちに命の大切さを
教えなければいけない」と。このとき私が感じた違和感を、
今ならはっきりと指摘できます。先生、あなたはなぜ人を
殺してはいけないのか、答えることができますか?
池田晶子はこんなことを書いています。
>「生死」「宇宙」「善悪」等、完全に人間の本質としての
> 知識について、人は人に何かを「教える」ことなど
> できるのだろうか。
そして、こうも書いています。
> 自ら考えさせること。考えて納得させること。
> それ以外に善悪を教育することはできない。
そう、私が感じた違和感はこう言い換えれば解消します。
「生徒たちと一緒に命の大切さを考えていかなければいけない」
これなら納得です。
さて、では3つの問いに答えてみましょう。
もし子どもから尋ねられたら、あなたはどう答えますか。
私ならこう答えます。
「そんな大事なことは人から教わるもんじゃない。自分で考えろ」
考えることの大切さを、池田晶子は何度も繰り返し書いています。
> 子供であれ大人であれ、人は不思議に目ざめることによって、
> 自ずから矩(のり)を知るのではなかろうか。無理に道徳や
> 哲学を教え、学ぶ必要もない。不可解な大宇宙に生き死ぬ
> 不思議、この感覚に目ざめるだけで、じつは十分なのでは
> なかろうか。この感覚は、ある意味で、畏怖する謙虚さの
> ようなものだからである。
「生死」「宇宙」「善悪」。考えても考えても分からない不思議。
科学をもってしてもすべての謎をいまだ解き明かすことは
できていません。その事実に気づいたときの驚き。
その気持ちを大事にしたいと思います。
「驚きを忘れるな」
この本に出てくるメッセージの中で、特に印象的なものです。
人は驚きを忘れたとき、おごりが生まれ、おそれを無くす。
知らないものを知りたいという欲求。知らなかったことを知った
ときの驚き。どうなってるのだろう。なぜだろう。そこから考えると
いう行為が始まります。それが人として生きるための出発点です。
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新聞の訃報で哲学者の池田晶子が亡くなったことを知りました。
享年46歳。まだこれからの人でした。
ここ5年間の中で一番インパクトがあった本を挙げるとすれば、
どういった経緯で手に取ったか忘れましたが、池田晶子著の
「あたりまえなことばかり」でした。およそ哲学書らしからぬ
本の体裁。そして難しい言葉を使わずに展開する知的好奇心を
くすぐる内容。考えることの楽しさを教えてくれた本でした。
もう一度読み直して、ご冥福を祈りたいと思います。
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