昔の自分を見てみたい
もしも願いが叶うなら、小学1年生の頃の自分を見てみたい。
すごく懐かしいと思うけど、見てみたいのは時代じゃなくて、
その当時の我が家の様子です。
あの頃の自分はどうだったかとか、親子の関係だったり、
兄弟の関係だったり。小学校高学年になれば、記憶も
はっきりしてくるけど、1年生の頃の記憶はあいまいで、
いくつか印象的な場面を覚えているぐらいです。
こんなことを思うのは、ユースケが小学1年生だからです。
あの頃の自分はこんなだったっけ?と思うことがよくあります。
もっと自分はしっかりしてたような気がするけど、そう思い
込んでるだけで、実際はどうだったのか、見てみたいのです。
ユースケを見てると心配になります。まあよく怒られること!
朝の支度がなかなかできなかったり、テレビに近づきすぎて
見てたり、何回言ってもなかなか言うことを聞かなかったり・・。
そのたびに怒るけど、ふと思うんですよ。
俺ってこんなに怒られてたっけ?
私は手が掛からない子どもだったと、母は言います。
3人兄弟の末っ子で、兄たちを見ながら大きくなりました。
父は会社を経営していて、自宅と会社が同じ建物で、共働き
だったから、ふたりとも忙しく働いてた姿をよく覚えています。
だから、親からあれこれ教わったというよりは、兄たちと
じゃれ合うように遊んでるうちに、いろいろ覚えたのだと
思います。子どもの頃の記憶は、親よりも兄たちとの
思い出が圧倒的に多いです。兄っ子?
でも実際はどうだったのでしょうか?どんなふうに接して
いたのか、どんなことを考えていたのか、1日でいいから、
親の目線で、昔の自分や兄弟や親を見てみたいのです。
そんな1日を体験できたなら、きっと言葉で語られるより、
もっとずっと多くのことを感じることができると思います。
いつから友達と外へ遊びに行くようになったんだっけ?
放課後、校庭で夕方まで遊ぶようになったのはいつ?
お小遣いもらって、駄菓子屋でクジを引いてたのはいつ?
いつから泣き虫じゃなくなったんだっけ?
私の親は、親としてあの頃どんなことを考えていたのだろう?
タイムマシンがあるのなら、どんな望みよりも、
あの頃の1日に戻ってみたいと思うのです。
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