こちらの桜はすでに散り、若葉の緑と風が心地良い季節となりました。
今回<桜.BLOG>に参加させていただいて、とても楽しい時間を
皆さんと一緒に過ごすことができました。<桜.BLOG>はまだ終わって
ないけど、感謝の気持ちを伝えたくて、この文章を書いています。
<桜.BLOG>との出会いは2月の終り。誘われて参加しました。
全国から桜の話題が集まると聞いて、楽しみだと思うと同時に
それじゃあ自分はどんな記事を書こうかと考えました。
やっぱり自分にしかできない記事にしたいよねなど、
欲張りなことを考えては悩む始末です。
この街の桜の名所を紹介したいというのが、まず思い浮かびました。
さいわい我が家は毎年のように花見をしています。そのときに撮った
写真を利用しない手はありません。そうやって昔の写真を眺めていると
面白いことに気がつきました。昔の写真はいっぱいあるのに、なぜか
桜や花見の写真だけは結婚後のものしかないのです。きっと
それまではプライベートで花見をしようとは思わなかったのでしょう。
そうか私にとって桜の歴史とは、結婚の歴史でもあるんだなあと
つぶやいたとき、テーマが決まりました。「そうだ、これでいこう!」
桜ほど特別な植物はありません。「お花見」といえば桜の花を見て
楽しむことです。花なら他にもいっぱいあるのに、それでも「お花見」は
やっぱり桜。それだけみんなに愛されてる花なのでしょう。
そしてもうひとつ。桜前線という言葉があるように、ある時期になると
桜はいっせいに咲きます。一面を桜色に染めて、またいっせいに散る。
そのわずかな時間をみんな思い思い楽しんでいます。
その年の桜はどうだったとか、どこで誰と花見をしたとか、
誰もが桜の思い出を持っています。それなら、私は結婚してから
現在までを、桜の思い出とともに綴っていったらどうだろうか?
そこから何か見えてくるものがないだろうか?
<桜.BLOG>の開催に合わせて、昔撮った桜や花見の写真を
当時の思い出と一緒に綴ってきました。過去から順番に辿って、
そして今年の桜につながる様な構成です。桜が咲くまでの
カウントダウンするような感覚は今まで味わったことがなく、
とても楽しく記事が書けました。
私が一連の記事でやりたかったのは、「ポイントする」という作業。
1年のうちで桜が咲くのはごく限られた時期だけです。
花見ができる週末は多くて2回、開花のタイミングや天気にも
影響されるので、もっと少ないこともあるでしょう。
それなら桜が見頃な週末は特定できるのではないか?
何年何月何日の桜をどこで誰とどんなふうに見たか、それを
記すことで、時間と空間に点を打つような、そんなようなことが
できるような気がしたのです。桜が咲いたそのとき、私たちが
確かにそこにいたということを書き留めたいと思いました。
そうやってポイントされた一連の記事を通して見ていると、
あることに気がつきます。どれも桜の写真だけど、そこに
写りこんでいるものは毎年少しずつ変わってきているのです。
4年前-結婚。3年前-子どもが生まれる。2年前-歩き始める。
1年前-言葉が出始める。今年-幼稚園に入る
毎年同じ桜を見ていながら、被写体が変化し続ける不思議さ。
程度の差こそあれ、それは誰にも起こっていることではないで
しょうか?時間の流れというものを感じます。もし時間の流れが
目に見えるものであったとするならば、それはきっとこの桜の
開花の周期のようにゆっくりと1年をかけて巡るものなのでしょう。
そしてそれは同じ場所に戻ってくるわけではなく、少しだけ前に
進んでいく。だから、時の流れは「スパイラル」。未来はまっすぐ
進むわけでもなければ、輪のように閉じているわけでもない。
それはゆっくりと大きなスパイラルを描きながら確実に前に
進んでいくものなのでしょう。
来年の桜、いつどこで誰と見上げるのか?
願わくばこれからの1年が幸せでありますように・・。
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